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【ヨーグルト効果でしっとり♪】くま&ふたごちゃんレッスンのレポート♪

6月はヨーグルトを使ったパン生地をくまとふたご型に仕上げるレッスンをしました!
嬉しいことに大人気で7月も数回追加レッスンさせて頂きました。
すでに梅雨はどこへ行った・・状態の暑い中、皆さん焼きにきてくださってありがとうございます。

14年前にスタートした横浜おうちパン教室ですが、ヨーグルトを使ったのははじめてかも!

牛乳オンリーで仕込んだパンよりも、軽さとしっとり感が出ますよね♪
このパン生地好きかも~~!って方がたくさんいらして嬉しいです。

「くま」にするのがちょっと大変かも・・って方も、ぜひ生地は作ってみてくださいね。
胴体付きのくま2頭を顔だけくまちゃんや、ふたごパン、丸パンに変換もできます!

6月2週目から7月1週目までレッスンでほぼ前日冷房ガンガンに付けました。
教室をスタートした2011年は6月は冷房なしでレッスンできていたんですよねえ・・。
14年の間に気候が変わってきていることにびっくりです。

私が最初に買った家庭製パンの本は確か高校生の時の本だったから・・
今から30年以上前の本です。
残念ながらもう手元にはありません。

なんと当時の本にはバターと卵は1時間室温に戻す、液体は40度に温める、って書いてありました。
でもでも!

これだけ室内が暑い現代。
器具も粉も台も温かいので、材料が室温である必要はありません。
むしろ少し冷え気味じゃないと、あっという間に室温越え。
高温のパン生地ができて風味が悪くなってしまいます・・。

発酵も大体のレシピ本では「温かいところ」って表現されていますが、すでに現代の6,7月の室温は「温かい」ので、そのまま置いておけばOK!
レッスンでも皆さんの捏ねた生地は室温で発酵させています。

11月~3月くらいの間は、パン生地が冷えすぎるのに注意していますが、それ以外は室温でも充分なのです。

私の目安は以下!

1.お布団をかけて寝ている気候の時
水分(牛乳とか水)をお風呂のお湯くらいに温める バターもしっかり室温に戻す

2.お布団がちょっと重いな、暑いかも・・って感じてきたら
水分(牛乳とか水)30度くらい

3.暑くも寒くもなく「あ~今日はいい気候!テラスでお茶飲みたい♪」って時
水分(牛乳とか水) 常温

4.掃除をしていると汗ばむ・・冷房をつけたくなる日
水分(牛乳とか水) 冷やす バターは冷蔵庫から出したてのものをラップ越しにへらでぎゅっと潰してから使う

最近、真冬以外は「3」か「4」のことが多いです。
恐るべし気候変動・・。

さてさて発酵したヨーグルト入りのしっとり生地で、愛らしいくまの形を皆さんと作っていきます。
細かいパーツが多いですが、生地の感触に集中するひととき。
無心になれていいですよね。

少しずつ形になっていくパンの姿。

パン作りは奥深いです。
こうしてレッスン写真を見ると、SNS映えする「かわいいパン」を作っているようですが、実は全然目指すところが違います。
かわいさの裏には、パン作りの基礎となる大切な学びがぎゅっと詰まっているんです。

ついデコレーションや飾り付けに目が行きがちですが、実はその形を作る「成形(せいけい)」こそが、パン作りの腕を磨く重要なポイントなんです。

例えば、くまの胴体。
ただ粘土のように見本の形になればいいわけではありません。
生地の伸ばし方、閉じ方、そしてどのくらいの力で触れるかが、パンの膨らみや食感、そして焼き上がりの見た目に大きく影響します。

横浜おうちパン教室のパンは、かわいいパン作りを通して、皆さんは知らず知らずのうちに、パン作りの基本的な成形技術を身につけているんですよ♪

お越しの方は気が付いたかもしれませんが、胴体付きのくまパンもふたごパンも「めん棒」の使い方にポイントがあります。

「めん棒」も本当に奥が深いんです!
今回、めん棒を何度も使う機会があって「押し出し方」が上手くなったのではないでしょうか。

強すぎても弱すぎてもダメ。生地全体に均一に力を伝えることが大切です。
真っ直ぐに、そして左右均等に動かすことで、きれいな形に伸ばすことができます。
 生地がめん棒にくっつかないように、タイミングも重要になります。

実は、今回の細かいパーツやふたごパンの生地の張らせ方、伸ばし方はどんなパン作りにも応用できるんです。

かわいいだけじゃない奥深いパン作り。
くまにキュン♪としつつ、心の片隅で感じて頂けていたら嬉しいです。

さて、ご試食用のくまパンは、私の生地で皆さんに成形練習して頂いたものです。
皆さんが心を込めて作ったパンを囲む食卓を、もっと素敵に、もっと記憶に残るものにするために、毎回オリジナルの席札やタグをご用意しています。
お名前入り(ぼかしてあります)です♪

コック帽はこんな感じで演出に使います!

くまパンがかわいいくまシェフに変身。

パン作りの技術だけでなく、そのパンを囲む時間も大切にしています。
市販品にはない、手作りならではの温もりと、特別な気持ちが伝わったら嬉しいです。
オリジナル席札はお持ち帰りも頂いているので、ご家族やご友人と席札が会話のきっかけになったり、素敵な思い出の一部になったりすることを願っています。

「くまパン」や「かわいいパン」「かわいい紙雑貨」を見ると、子ども向け?と思われるかもしれません。でも、本当にそうでしょうか?
むしろ、大人の女性こそ、心ときめく「かわいい」が大好きだと思います。
私の教室は大人の女性向けです。
慌ただしい日常から少し離れて、自分のためだけに集中する時間。無心で生地をこね、形を作り出す。
はじめまして同士でちょっと緊張のある中おしゃべりしたりするのだって、いつもと違って特別な刺激になる・・。

パン作りの技術だけでなく、そのパンを囲む時間も大切にしています。
可愛いパン、実は隠されている深~い学び、初対面同士の緊張、全部通して皆さんの「特別なひととき」になっていれば幸いです。

さてさて、かわいいくまとふたごがたくさん焼きあがったので、次の記事で皆さんのくまとふたご、サイドメニューやテーブルコーデなども紹介いたします。
レッスンレポはまだまだ続く・・!

 

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