前のレッスンレポの続き♪
盛り盛りと焼きあがったクマをひたすら載せまする。
はまくまパンライセンスレッスン
クマ好きさん、どうぞ癒されてください・・!
参加の方々の作ったクマ。
オーニング付き黒板。
こういうアイディアも、それぞれの教室で活用してもらいたいです♪
スタリングして撮る以外にも、ランチテーブルで自然に撮影も♪
栗パンも作りました★
クマとココアの濃度が違うんですよね。
ひそかなポイントです。
「くまパン」をもっと可愛く見せる作り方ならいくらでもあります。
見た目だけ可愛く写真映えするパンならいくらでも作れます。
でも、私、そこ目指していないのです。
だから、結構捏ねにくい生地だったり。
型紙があるとはいえ、トータルで理解していないと、ちょいちょい作りにくかったり焼き上がりが不細工になってしまうこともある落とし穴もあるパン。
でもね・・
「パン」であること、を大事にしたいと思っています。
焼きあがった生地をデコレーションするのではなく、作る過程にパンの成型の意味があると楽しい。
足も腕も、パン作りの基本が意外に詰まっていたりして、1体にあれこれ「パンであること」が詰まっている。
そんなのいいから、写真映えして教室にたくさん申し込みがあるパンがいい。
そう考える方もいるかもしれません。
それももちろん間違っていない。
でも、もっともっと根底がしっかりしていた方が絶対いい。
見える部分で可愛い事よりも、見えない土台こそが長く人を惹きつけるのです。
友達のパンの先生によく驚かれますが、はまくまパンのライセンスはテストがありません。
6回受講が終わったら、さあどうぞ、とすべてのレシピ使用の権利を差し上げています。
もちろん、たくさん復習して「この出来上がりでいいですか?」って受講中に聞いてくださる方もいるので、そういう場合は私もテストのつもりであれこれ答えています。
でも復習の提出を強制はしていません。
一度もしないままの人もいるかもしれません。
それで、パンのクオリティが保てるのか。
そうやって驚かれます。
保たれないかもしれませんし、保たれるかもしれません。
それでは、こぐま教室ではまくまパンを求めて受講くださる方に失礼なのかもしれませんが、私はこう考えています。
私自身が全てに完璧なわけでなく、教室をスタートした8年前は8年前なりの伝え方とパン作りがありました。
今の方がもっと深く丁寧にわかっているかもしれませんが、それでも8年前が全然ダメだったわけでもないのです。
どこかがOKのラインかは、結局自分が判断するしかないのです。
今の私だって全然ダメな部分がたくさんあります。
でも、私の言葉とかパンで幸せになった!って人がいるのですから、ダメでない部分もあるのです。
フードコーディネーターの学校に行っていたことがあります。
その時、習ったこと。言われたこと。
全てに納得したり取得できたわけでなかったです。
振り返ってみて、ああそうか、って分かったこともあります。
でもその時もそれなりに頑張って理解したつもりでいました。
つたなくても、その時のあなたが好きで参加下さる方がいて、その時のあなたのパン作りの伝え方が誰かにフィットする方がいるかもしれない。
今が最高であるべく、誰しもが頑張っているはず。
そう思うので、テストはしません。
この講座に参加の方が未来のゲスト様により良いパンを届けるべく復習し、楽しみつつ家で焼いていることを信じたいと思っています。
はまくま*