教室で配っているパンの基本ブックを改定しました。
A4サイズの冊子風。
なかなか立派でコストかかってます(笑)
今どきはなんでもネットで調べられる。
でもやっぱり手元に印刷であるって安心しませんか?
パンに必須の材料とパンに味をつける材料のこと。
パンの基本的な工程とその工程の意味やコツ。
大さじ小さじでもそこそこ正確に計量できることや(←そこそこ、ってとこが私らしい(;^ω^))
温度のこと。
私のパンのレシピには「冬は暖かく、夏は冷たく、秋春は常温でOK」と書いてあり、レッスンでは、夜お布団かけて寝るようになったらパン生地も寒いから温めてあげて!
春や秋の気候がよくて冷暖房がいらない気持ちのいい日はパンもそのままでご機嫌。
真夏のバターをちょっと置いただけで角が溶けてくるくらい暑い日はパン生地も暑くて仕方ない~、なんてお話しています。
実際はもっと複雑だし、粉を冷蔵庫で保存しているかでも調整が変わってきますが・・
古代のエジプト人だってギリシャ人だって温度計なしでパン作っていたのだから、気にしすぎもよくないと思うのです。
特におうちで気軽に作りたいのであれば、自分の家の環境で「うん!今はこのくらいでちょうどよさそう!」って感覚になれれば素敵だなって思います。
でも視覚的に何かお伝えできればと思い、今回はこんな図を載せてみましたよ♪
これを指さしながら説明したら感覚掴んでもらえるかな。
ライセンス取得くださったこぐまさんにもこの冊子は配信予定なので、お楽しみにお待ちくださいね♪
2011年の9月に自宅でパン教室をスタートしました。
8年やって、おうちで3~4人で同時にパンを作るって、普通に家で作ったり、大手のお教室や製パンスクールで作るのとは違うコツがいるって気が付きました。
ビルの中の大手の教室のように空調が効いているわけでないので、自宅は本当に温湿度が一定でないこと。
たくさんの数のパンをオーブンに入れると温度が一気に下がってうまく焼けないこと。
全く同じ材料でも昨日と今日で水分の入りが違うこと。
2,3回転しつつパンを焼くと、キッチンの室温がオーブンの温度で上がってしまい、次のパンの発酵が早くなっちゃうこと。
ぎゅっとビニールの袋に入った状態の粉を開けてすぐ使う時はちょっとした裏技があること。
季節の変わり目はゆっくりではなく、ある日突然訪れること。
大人数のパンを冷ますのには場所が結構たくさん必要なこと・・。
思ったよりたくさんのことに影響され、ままならないことも多いおうちパン作り。
でも、5個くらいのポイントさえ押さえておけば、そこそこのパンはいつでもできること!
お店のようなパンはお店で買えばいいので、おうちでは作りません。
おうちでHAPPYになれるパン作りを目指したいです。
気軽に、でもちょっとキュンとして、大きな失敗はしないパン作り。
新しいパン基本ブックがその手助けになればいいな♪
もっと入れたい内容があったけど、それはレッスンでお話していけばいいことだと思い絞りました♪
早くお手元に届けたいです。