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【寒い時期のコツ】冬のパンつくりはまずお湯を沸かす!

2019年の記事ですが、ちょうど寒い時期なので今日の日付で再アップしておきますね。参考になれば幸いです!

もう何十回も焼いたパンでも、ライセンスコース前に、復習しておかないと気が済まない(;’∀’)

本来は桜餡を使ったうさぎパンなので、季節はずれですが試し焼き♪

可愛いだけのパンではなく、一つ一つ意味があって、その意味に合わせて味が付いているパンを焼きたいと思っています。
例えば、うさぎパン、春、桜あん。

うんうん。ちゃんと味と見た目がリンクしている!こういうのが好き。

でも単純に可愛く焼けると嬉しいです♪

珍しく、パン教室らしく・・・

寒い時期のパン作りのコツを書いておこうと思います。
横浜おうちパン教室で配っているレシピには、春秋・冬・夏で水分の温度を調節するように下準備で紹介しています。

これはもう少し詳しく私の作ったパンの基礎ブックにも書いてあります♪(クリスマス単発レッスンでも配りますよ♪)

それぞれのおうちのキッチンの状態や粉をどう保存しているかにもよるので、一概には言えないのですが・・

「冬はパンの発酵に時間がかかる~」なんて話、よく耳にすると思います。
それは室温が低かったり、粉や器具が冷えていて、なかなか理想の温度まであがらないからです。

パンも人間と一緒で寒すぎても暑すぎても、さくさく活動できない、と思ってくださいませ♪
だから人間が気持ちいいな~過ごしやすいな~って日は、難しく考えたり調整しなくてもいいパン作りができちゃいます♪

(あ、小麦粉が小麦後に(;^ω^) 誤字誤字)

逆に言えば、室温がある程度キープされていて、器具も材料の温度も適温なら、冬でもある程度いい状態でパン作りが進められるということ!

では、私の冬のパン作りコツ紹介です♪

冬の寒い朝。
パンの試作をするとき、今日はレッスンがあるぞ~ってとき。
私が必ずやることがあります。

それはお湯を沸かすこと。
暖房ももちろんつけますが、お湯を沸かすとキッチンが温まるし、蒸気でほんわかするし、いいことづくめ。

沸かしたお湯をパン捏ね台の上のバットに入れます。

横浜おうちパン教室に真冬に来たことがある方は、目にしたことのある光景かもしれません。
レッスンでは、4人レッスンなので4つバットを置いています。

ちなみにバットではなく、

湯たんぽにしてみたこともあります・・!

バットにお湯を入れておくと、パン捏ね台付近が温まって、湿度もいい感じになるだけでなく、台そのものも温まります。

真冬の人工大理石のパン捏ね台、ものすご~~く冷たいのです・・!
本当にびっくりするくらい冷え冷え。

お湯をこうして置くことで、バットの真下のところが、じんわりと温まります。

レッスン時はバットをどかして、この、ほんのりと温まった台の部分でパン生地の仕上げ捏ねをします。
このちょっとしたことで、冬のパン生地が冷え冷えになりません・・・!

ちなみに、木の捏ね台を使っているならそこまで冷えません。
使っている器具、家の状態などで変わるので、「これを絶対したらいい」「これをする必要はない」ということは本当にケースバイケースです。

我が家の真冬は、パン捏ね台のケアが必要なのです。。

条件で変わる話をすると、現代の住宅は一軒家でもさほど寒くないかもしれませんが、昔の古い一軒家で北向きのキッチンに置いてあるステンレスのボウルを朝一番で使おうとしたら、ボウルが冷たくて、どんなにパン生地をいい状態で捏ね捏ねしてもあっという間にパンが冷えてしまいます。

(金属は温まるのも早いんですけどね)

一度お湯をさっと入れて、少し温めてみるとそういった冷えすぎ問題も解決するかもしれません。
プラスチックのボウルは、たぶん冬でもそこまで気にしなくてOK。

ちなみに、冬にオーブンの発酵機能を使ってパン生地を発酵させてる方は、パンを捏ねている間に、お湯の残りはこんな感じでオーブン内に入れておくといいですよ♪
スイッチも何もいれず、ただ入れておいているだけです。

パンを捏ね終わって、ボウルに入れて「さあ!オーブンの発酵機能使うぞ!」って段階で、オーブンの中が程よく温まっています♪

いい状態で作れば、ぷっくりした可愛いパンになります♪
動物パンでなくたっていい感じで仕上がったパンは、本当に可愛いものです♪

季節はずれだけど、桜の飾りをつけたうさぎちゃん、こんにちは♪

教室を続けてきたからこそ、気が付いた、「ちょっとだけ気にすると、グン!とパン作りが楽になる、おうちで作る際のちょっとしたこと」。

1人でパン作る時は主にタッパー使用♪

省いたらいいこと、でも省かずやったらやっぱりいこと。
ベストとベターの違い。
たくさん、たくさんあるけど・・

パン作りの進め方って、実は環境によって変わるので、それを自覚すること。
そして、まずはその環境を均一に整えてスタートすること。

これって計量したり、捏ねたりのもっともっと前の段階の話ですが・・(;^ω^)

プロじゃない、シェフじゃない、お店のような道具も空調もないからこそ、気が付けたこうしたらいいと思えること。
あくまでおうちで楽に作るコツ。
温度計や材料とにらめっこしなくても、そこそこ楽しめるパン作りのこと。

データの時代だけど、やっぱり冊子はいい♪

この簡易冊子に載せきれなかったこと、少しずつこちらのブログにも記録しておこうと思います。
そして、次の段階では、30ページくらいの本にまとめます♪
パンのレシピではなく、その前段階・・・(;^ω^)

自分の教室だからこそ、商業的には絶対に無理な内容も、形にできちゃう♪
おうちのパン教室主催。楽しい仕事です♪

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