パン作りの道具。あったら便利だけど、なくても何とか仕上がる!ものばかりなんですよね。
その中で敢えて「これは専用だといいよ!」を挙げるなら、実は「刷毛」かもしれません。
仕上げに卵をうす~く塗る時に、製菓用品店で買った刷毛だと仕上りがググっとよくなります。
シリコンの刷毛だとパンの表面に「プスっ」と刺さってしまうし、100円ショップの刷毛だと卵が厚塗りになってパンのふくらみが悪くなるんですよ。
でも、パンは仕上げに卵を塗らなくてもいいので、結局は「特別な道具はなくても仕上げられる」のかもです(笑)
卵が縫ってあると、ツヤ~~と焼きあがってお店パンみたいでテンションあがりますけどね。
別に道具なくてもOK!な事例をあげると、パンの表面にオリーブ油を塗る時は、わたしはスプーンの背を利用して塗り広げています。
卵だとちょっと難しいのですが、ラフにオイルを塗る時はこれでも充分。
ふんわり膨らんだ生地をつぶさないように優しくね。
捏ね台がなくてもまな板の上で捏ねたり、ボウルの中だけで生地を仕上げる方法もあります。
以前マンション暮らしだった時は、ボウルの中だけで完結させて捏ねていました。
キッチン狭かったですし。
カード(ドレッジ)と呼ばれるグッズがあると、パン生地をカットする時に便利ですが・・
わたしが高校生の時初めてパンを一人で作った時は包丁で生地をカットして仕上げました(笑)
レッスンでは捏ねる時「穴あきの木べら」を使っていて、どろどろ状態の生地が穴あきの方が混ざりやすいのですが、究極的には手でいきなり混ぜても混ざります。
ただベタベタで気持ち悪いかも・・(笑)
なくてもいいけどあったら便利なものが多いから、道具をそろえた方が結局は楽。
パンつくりって実はそういう感じです。
混ぜたり捏ねたり、表面をきれいに保ったり。
その一つ一つに意味があるので、その状態を理解していればどんな道具でやっても手だけでやってもいいのです。
でも、「その状態」にするのにやりやすくて最適な道具はある、ということですね♪
レッスンの良さってそういう道具を実際見たり、購入先を聞いたりできることかもしれません。
わたしは道具は眺めているだけで、テンションがあがるように大好きなカラーで揃えています♪
見にいらしてくださいね~。