教室を開きたい方、開いているけど進む方向にヒントの欲しい方。
そんな方向けに開催してきた「可愛い自宅教室のつくり方」。
3月に5名でスタートに予定だったのですが、新型コロナの影響を鑑みて、一度中止に。
個人レッスンという形で、7月から順次スタートすることにしました。
個人にするとレッスン数が増えるので、忙しい・・!でも素敵な出会いが続き嬉しい日々でもあります。
普段はグループレッスンなので、お会いしたらAさんとCさんはきっと素敵な化学反応があったに違いない!など残念な面もあるのですが、こんな時だからこそ、「起業」とか「集客」という言葉に惑わされない、大きな人生の道筋、自分の目指す方向の空気感を掴んで欲しいと思います。
今週、講座スタート以来初の個人レッスンがスタートしました♪
個人レッスンならではのテキストがプラスに!
ご要望を伺って補助テキスト作り。わたしが9年前に教室をスタートする前にやったことなど当時のノートを出してきて反映させてみました。
9年前に考えていたこと、大きな道筋として自分に示していたこと。
それを再度整理して、事業計画を立てる時に必要な項目に再編集。
過去の自分自身と向き合って、色々伝えたいこと、思いが溢れてきました。
こんな時期、個人レッスンじゃないとここまで深く自分の昔に向き合えなかったかもしれません。
ご参加くださった方のおかげ、素直に色々メールくださったおかげ。
わたしの方が感謝が深まる出来事でした。
9年前「想い」をひたすら突き詰めて良かったわけ
思い返してみると、何よりもまず「どんな教室をやりたいか」「それはなぜなのか」という気持ちを突き詰めたことが何よりも良かったことだと思います。
どんな教室をやりたいか、誰でも考えるかもしれません。
誰でも答えられるかもしれません。
でも、その根底にある想いや本音、人生という時間軸で考えたときに、その方向性を迷わず歩いていけるか、など、一人でやる小さな教室だからこそ、じっくりそこに向か合うことにこそ時間をかけなくてはいけない。
どういう手段で人に宣伝するか、どうしたら人が来るか、というテクニックは、方向性がきちんと決まった上で考えればいいとことだと思っています。
もちろん、人が参加してくださらなければ、教室はできないのですから、その部分だけ手っ取り早く知りたい、Aという投稿や発信をしたらBという結果をすぐ手にしたいという方が世の中多いのも承知しております。
でも、冷静に考えてみて、どうでしょう。
Aというスイッチを押したら、結果が出た、というテクニックをなぞっている人よりも、どんな小さな発信でも自分の想いが溢れる内容をコツコツ積み上げている人に、あなたは会いたくないですか?
「コツコツ」は大変です。
「発信」し続けるのも大変です。
だから、なるべく楽に、なるべく多くの結果を得たい、それは当然です。
でも、楽に結果が欲しい、という人よりも、自分が大切に思っていることを細く長く続けて伝えていきたい、という人にこそ私は先生として会って何かを習いたいです。
だから、自分がそうであろう、と心がけています。
人に求めるものがある時はまず自分がそうなる。
例えば、「レッスン代を安くしたくない」(ある程度利益を確保したい)と思ったら、自分が普段から物を選ぶ時に「安さだけではなく、本当に良いと思ったものを買ったり調べたりしよう」と心がけます。
もちろん、キュン♪としたものがたまたまプチプラだったらそれはそれでいいのです。
コツコツ、を実践すれば必ず会いたい人に会える
講座ではパンは焼きませんが、パン教室を感じて頂くためにレッスンのスタンバイの様子でお出迎えしています。
久々の講座で思いが溢れすぎ(笑)
前置きが長くなりましたが、今回もわたしが会いたいな、と思っている方に出会うことができました。
今回新型コロナウイルスのことがあり、個人レッスンにしたとはいえ講座の開催も悩んだのですが、「今この時だから、この講座の内容が必要だと思って下さっている人がいる」と思い、スタートすることに。
「この講座を体感してもらう」形での準備を小さなテーブルに、お迎えの時のお話に、事前のメールに、、詰め込んでみました。画面越しでは、やはりできないことばかりです。
パンやお料理のレッスンではないので、「食べる」ことが必要なわけではないです。
だからお食事を一緒にしなくてもよいのですが、理論や体験談だけでなく、ちょっとした見せ方、自宅教室だからこその効率よいスタンバイ方法など感じて頂けたらと思います。
何気ないものがワクワクに♪
目指すゴールが違うのですから、「フラッグを飾ったら、喜ばれて申し込みがある」とか、「可愛く盛り付けたら予約が殺到した」「可愛いパンがあるから作りたい人がいる」とか、そういうことをではありません。
わたしの目指す大きな方向性があって、その中に、ちょっとしたものを活用して日々の生活を楽しくしたい。
おうちでピクニックするように過ごしたい・・そういう想いがあるので、それを表現しているだけです。
ゴールが違えば表現も変わりますし、例えば、私自身の教室だとしてもこんなに盛り盛り飾らなくても「ほんの少しのこと」でも思いが伝わると思っています。
どうしても、何かをやること、プラスすること、に目が行きがちですが、全てをそぎ落とした時にそれだけは残った、それだけあれば自分の大きな方向性に沿っている。
逆に、世間でどんなに良い、どんなに素晴らしいと言われていてもそれだけは自分の方向性に合っていない。
「それ」を見つけられれば、周りがどうあれ不安になることはありません。
時間の経過とともに、「それ」は、幹のようにどんどん太くなっていきます。
もしかしたら、実際に売る商品のジャンルが変わっても、「それ」自体は変わらないかもしれません。
イメージは木の年輪の中心。一緒に見つけられますように。
コツコツ積み重ねること。
遠いゴールから近い目標とのバランスを取ることは大変です。
でも、私たちはニュースなどで「最初は評価されなかったけど、その人が自分を信じてコツコツ続けてきたから世に出た素晴らしいこと」などを見ると感動し、子どもにも道徳としてそれを教えたりしませんか?
自分がその只中にいると思い、熱意を持つこと。結局はそれが一番大事なのではないかと思います。
もちろん、コツコツやって世に出なかった人もたくさんいると思います。
そういうことも含めて、納得し、信念を持つこと。わたしは自分にそう言い聞かせています。
今月はこの講座の個人レッスンが次々スタートします♪ 新しい出会い、再会にドキドキワクワクです♪