ドイツ語のstollenの発語は、「シュトーレン」より「シュトレン」の方が近いので、私の教室では「シュトレン」としています。
ちなみに日本経済新聞も「シュトレン」表記です。
お店の商品名は「シュトーレン」がやや優勢で6:4くらいでシュトーレン:シュトレンな気がいたします。
さてさて・・今年も大好きな友人たちとシュトレンを食べ比べる会を開催ました。
形を変えつつも2016年からずっと開催しています。
どうして毎年この会を開催することになったのか、シュトレンへの興味がどうしてこんなにもあるのか、私の想いや経緯はこちらクリスマスシュトレン研究会をお読みくださいね。
今年集まったシュトレンたち♪
何年かやってきて、私たちがシュトレンを食べ続ける理由は「その年のNO1」や、「美味しさ」を求めているのではないということがわかってきました。
日本のシュトレンとはいったいなんなのか。ボーダーライン、発展の行方、そしてターゲット設定について。
評価が高かったとしても、値段とのバランスを考えると、一般の消費者のどのあたりの層が買うのか。
議論は尽きません(笑)
なので、必ず送料含む値段とサイズと重量も計測して記録しておくことにしています。
真剣にレポ書くと長すぎなのでひとまず抜粋!
ラッピングほどく前に撮影して、取り出して撮影して、測定して記録して、一部カットして記録して、全部カットしてまた記録して・・
とにかく、食べるまでが長い長い(笑)
その長い長い記録も付けておきたいのですが、なかなか書く時間がなくて・・
臨場感あるうちにとりあえず、ざ~ッとアップして、クリスマスまでになんとか断面萌カット動画もご紹介したいと思っています♪
ちなみに、テーブルもクリスマスらしく♪
テーブルコーデの先生が4名中2人もいるので、いやはや(/ω\)ですが。
気の置けないかわいい女子会イメージです♪
ずらっと並んだこの状態に至るまで3時間以上かかっています(笑)
カットの厚さと食べる部位を揃えるというのも、数年来やっているとお手の物になってきました。
食べる部位を揃える、というのは中心なら中心、端なら端、ということです。
4人だとみんな中心の良い部分を頂けます♪
シュトレンの官能評価表は、「シュトレンの何を知りたいのか」で毎回進化してきました。
食品会社の研究員の友人のアドバイスで進化し続ける評価表。
このおかげで、ただの食べ比べではなく、自分たちの舌の訓練、考えの整頓ができています。
これ書くと本当にごめんなさい・・ですが、たぶんマニアの方は私のブログ読んでないので書いちゃいますね。
いわゆるパンの食べ歩き好きなパンマニアさんでは行きつかない評価項目となっています。
なんの酵母を使っているとか、どのお店が作っているとか、世間の評価とか、今年の一番とか、追い求めていて知りたいのはそういうことではないんです。
この感覚をうまく言葉にできないのがもどかしいですが、いつものメンバーとこのテーブルに着くと私の言いたいこの感覚、説明不要なので本当にありがたいです。
同じ土俵に立ちつつ違う意見や言葉で話しを発展させてくれる仲間に感謝です♪
私たちはこれをシュトレン標本と呼んでいます♪
シュトレン標本、は私たちが最初に言い出した言葉じゃないかしら。
会を進行しながら、「どこ標本にする?」「標本取らないとね」で、話通じてます(笑)
この標本を眺めつつ、真剣に評価会スタートです!
こういう場合は、常温のお水を用意するのも、友人に教えてもらいました。
さてさて・・・
もっと書くことアップしたい写真があるのですが、それはまた次の記事で。
ひとまず、興奮とたくさんのシュトレンを眺めて、クリスマス気分に浸っていただけたら嬉しいです。
素敵な週末を♪