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【カットの瞬間♪動画あり♪シュトレン食べ比べ会】2021年レポートその2

レポートその1はこちら

【シュトレン会動画】ラッピングをほどいてカットの瞬間もたっぷりと

カット時間がポイント

だんなさんがこの動画を見て、シュトレンをカットする尺が長すぎ・・と(;^ω^)
早送りしてもよかったのですが、どのくらいの切りにくさ(サッとカットできるものと、慎重にいかないといけないものとあったので・・)が
伝わればと思い、時間はほぼノーカットでのせたかったの・・。
素晴らしい包丁持参の友人、慎重に切りにくいのを綺麗にカットしてくれた友人、撮影してくれた友人、皆の協力で
素敵なカット動画ができたよ♪ ありがとう・・。

今回集めたシュトレンをひとつずつ紹介♪…の前に

前の記事にも書きましたが、何年もシュトレンを集めて食べ比べをやっているのは、単に「私が選んだ美味しい1本を紹介」とか「スペシャルなシュトレンを探す」のが目的ではありません。
シュトレンという共通の軸を通して、自分の食の好みや食の開発に大切なこと、そういったことに新たな視点を持ち、気が付きを得ること。
その経験を友人と分かち合うこと。たぶんこれが私の目的なんだと思います。
私はパンを遠くのパン屋さんまで行ってわざわざ買ったり、食べ歩いたりする愛好家ではありませんので、「食べるべき1品」を紹介する気持ちは全くありません。
パンを食べるなら、地元で買うか自分で作るのが一番だと思っている派です♪

また、この会では食品会社勤務の友人にアドバイスをもらいつつ官能評価をし、ゼロ地点を決めて、プラス3からマイナス3まで7点法で点数を付けて順位や購買意欲なども数値化していますが、
その内容は参加した同士で分ち合うべきもの。
お店の営業の妨げになってもいけませんし(こんな僻地のブログにひっそり書いてもなかなか読む人もいないでしょうが・・)数値化したものはここには書きません。

・・というのが前提で。
紹介をスタートします♪

ひとつひとつスタイリングもして撮ったので「シュトレンを食べる」のにたどり着くまで3時間近くかかりました(笑)
2時間半経過したところでようやく1枚ずつスライス(笑)
3時間かかった写真を見ながらどうぞ♪

ここに掲載の写真は参加の友人のものも使用しています♪
フードコーディネーターが3人もいて助かった♪(←一応私も含む‥(笑)

紹介順は順不同!評価順ではありません。

ブルディガラ クリスト・シュト-レン(大) 3,800円(店頭受け取りの価格)

【スタイリングポイント】
シックな落ち着きを出すためスレートプレートで、フェイクではなく生木を添えて高級感を♪

★自己計測 重さ1004g(外側のビニール込み)23.5×10×8.5センチ
誰もが「これぞシュトレン!」と思い浮かべるだろう美しい見た目。箱を開けた瞬間に4人の参加者からも感嘆の声がもれました。
近年はチョコや抹茶、和三盆など日本のシュトレンはかなり自由度が高くなってきていますが、あくまでドイツの発酵菓子であるという定義、「らしさ」を意識した一品だと思います。
今回食べた中で一番スパイスが効いていると私は感じました。スパイスに馴染みのない日本人が嫌わない程度のギリギリのラインでシナモンやナツメグが効いていると思うので、そこも「らしさ」を味わえるかと。
大きさから考えてもコスパがとてもよく、スパイスのギリギリを攻めている中にも、上質で誰もが思うシュトレンからも逸脱しない優等生といったイメージですね。
クリスマス会の手土産にまだシュトレンを食べたことのない人に向けて「ファーストシュトレン」としても良いかも。
私はかなり高評価でした♪
商品紹介ページはコチラ

【ブルディガラ ラッピング】
高級感ある箱にずっしりと1キロ。

【ブルディガラ 断面】

山型の形も「いかにも」な気持ちを味合わせてくれます。

サダハルアオキ シュトーレン ポム キャラメル 3736円(送料込みの価格)

【スタイリングポイント】
小ぶりなシュトレンなので可愛らしさを。りんごが入っているのでりんごも添えて。

★自己計測 256g 15×8×5センチ(なまこ型のため一番高さが低いところは3センチ)
りんごとキャラメルと銘打ったシュトレン。看板に偽りなし!です。ブルディガラと同じ価格帯でサイズは1/4で一見コスパが悪いように思いますが、これはこのサイズでないといけません。
カットするとちょっと大きめのクッキー(ビスコッティくらいの大きさ)ですが、これより大きいとややドライな生地が口に残ったことでしょう。
小さなサイズだからこそパクっと全体を食べることができ、外側の砂糖(バニラ風味)と甘さを中和してくれるりんご、奥にキャラメルの香ばしさがほのかにきて、決してしっとりはしていない生地がうまく調和してすっと消えてなくなります。
もしこれがサイズが大きめだと、一度に口に入ることなく、いくつもの要素がこうして絶妙にまとまることがなかったはず。
私が今回の5品の中から、もし友達とのクリスマスパーティーに1品買うならこれを選びます。
日本でシュトレンを食べる、となるとシュトレン単品ということは少ないのではないでしょうか。パーティーの最後のデザートに、家族や友達とのお茶タイムに食べるとして、何かしら他も一緒に食す気がします。
そういったシーンならば、小さめですが味のバランスがよく、余韻がよいこのシュトレンがぴったりなはずです。
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【サダハルアオキ ラッピング】

可愛らしい箱はプレゼントにもぴったり。りんご入りというのがすぐにわかるラッピングなのも好印象。

【サダハルアオキ 断面】
ちなみにうちのだんなさんは、このシュトレンを「フルーツケーキ」と評価していました。
味はかなり良いけど、シュトレンです、と言って出されるより小さなフルーツケーキと言われたほうがしっくりくるそうです。
ですが、私のだんなさんは私の作るシュトレンが世のスタンダードで一番美味しいと思っているので(人生で最初に食べたのが私のシュトレンだから)、あまり参考にならない意見かもしれません(笑)

ネル クラフトチョコレート トーキョーシュトーレンショコラ 3888円(送料込みの価格)

【スタイリングポイント】
チョコをイメージして下地も茶色で。茶色、白、茶色に色を絞ってみました♪

自己計測 重さ401g 18.5×9.5×4.3
nel CRAFT CHOCOLATE TOKYOとブーランジェリージャンゴがコラボレーションしたクリスマス限定商品だそうです。
ショコラ系を1品入れたかったのでチョイス。
さてさて・・官能評価のくわしい点数は書きませんと言いつつこの紹介文の熱量で大体伝わってしまうかもしれません(;^ω^)
これは、なかなか評価しずらかった・・というのが本音です。非常にチョコが上質なのは伝わってきました。しかし1センチないし1.5センチほどにカットして食べたいかと言われると、どういうシーンでこれを食べるかが思い浮かべられませんでした。リンツのリンドールくらいの小さなサイズで銀紙に包んであれば、あるいはアリだったかもしれません。和素材をチョイスと紹介文にありましたが、上記のサダハルアオキのりんごシュトレンが「このサイズで食べたからこそ絶妙なバランス!」と言えたのに対して、その真逆だと感じました。
★あくまで、私の個人的な感想で、ダメとか美味しくないとかではないので、ちょっとネガティブな文章になったことをお許しください。
前のレポで書いたように、私はどういう食のシーンにその商品が登場するのだろう・・という想像を膨らませて評価をしています。どうしてもシーンが浮かばなかったということです。
そして、もともと甘い菓子は食べない(リンツは食べるけど(笑) 毎日じゃないですよ。ケーキは年2回くらいです)私の評価なので、あまりあてにしないでください(;^ω^)
私は食材のバランスが悪く感じました。でもこの味大好き~♪って方もいると思いますよ。
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【ネル クラフトチョコレート トーキョー ラッピング】

箱と中身、カットしても一貫した世界観があるのはとても良いです♪

【ネル クラフトチョコレート トーキョー断面】

山椒とチョコを合わせるなど和素材をイメージとあったのですが、カット面が日の丸みたいでそれももしかすると和を意識しているのかも?
なんて思いました。
ちなみに山椒は原材料に見当たらず。リキュールとあったので、それではないかと(食の専門家の友人が見て意見くれました、すごい!くわしい!)

オーセントホテル シェフ渾身のプレミアム シュトーレン 8300円(クール送料込み価格)

【スタイリングポイント】
白ベースに厚さのあるカッティングボードで女王と名付けたい風格を表しました♪

自己計測 949g 24.5×8×5.5センチ
ブルディガラに続き、大きさ重量共に堂々としたサイズ感。シュトレンの女王様と命名したいくらいの風格です。価格も女王様(笑)この金額を出すのはなかなか勇気がいるのではないでしょうか。
シュトレン会は2016年から毎年開催してきましたが、初回にこのシュトレンをチョイスして20人いた参加者ほぼ全員が絶賛。以来ほぼ毎年シュトレン会に登場している強者です。
カットするとピスタチオの緑が華やかなのも嬉しい♪ 嫌味なく誰もが好きな味。上質な素材とたっぷりのドライフルーツに満足するはず。勇気を出して1度は買ってみて!…とこれまでは皆さんに言っていたのですが・・・
【ここから辛口 というかネガティブになります・・・】
こちらのシュトレン購入したのは5回目です(私がオーセントの購入担当じゃなかったときもあるので購入履歴は3回かもしれませんが、シュトレン会用にその数を買っています。去年はシュトレン会開催中止で購入したのを知人にまるっと差し上げたので、味見していませんので、5回買って今回4回目の味見です)。
過去4回、いつも最高評価でした。今年は定点観察の意味でまたお迎えしたのですが・・。
あれ。あれれ・・・? どうも今までと違うんです。素材は良い感じ。でもどうも生地が発酵不良?焼き不足?な感じでしっとりを通り越してねっちょりな気が・・。あれ?前ってこんな味だった?
それで、どうも評価しずらくて、これまたnelのチョコシュトーレンに続き、評価表への書き込みに苦戦しました(;^ω^)
私も一応パンを焼く人なので、覚えがありますが、全く同じレシピでもちょっとした焼きの入り方とか発酵の感じでパンの味ってだいぶ変わります。
自分がこう、と定めた地点を100として、レッスンでは大体80~110の間で収まるように気を配っています。試作では65点なんてのもやらかします。
そんな私からすると、いままで食べてきたものを100として、どうも今回のこのシュトレンは80に届いていないのでは・・と・・。過去に同じものを食べてきた友人たちも同じ感想でした。
どうしてだろう・・たまたまなのかな・・気になり過ぎて、もう1本買うか悩んでます(;^ω^) いつから?去年は同じだった?去年買ったの人にあげず食べておけばよかった・・。
気になるので来年もう一度買って試すことは確実です。
★あくまで、この日食べたときの素直な感想です。ロットが違えばいつも通り最高評価を付けた味なのかもしれません。
クレームでも中傷でもないつもりなのでご理解ください。ずっと高くても迷うことなく選び1品でしたし、また買います・・!
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【オーセントホテル 断面】

何と行っても四角い形と(商品紹介ページによるとこれは火通りにこだわりのある形だそうです)、原材料の1番最初に表示されているマジパンの存在感、ピスタチオの華やかさが秀逸です。

【オーセントホテル小樽 ラッピング】

箱もクリスマスらしく、外袋に印刷がされているのも高級感があり好印象です。

パンドエッセ ドイツの伝統菓子 シュト-レン 3480円(送料込み)

【スタイリングポイント】
スタンダードな外観を活かすように奇をてらわずシンプルに。ほろっと崩れたコーティングとフィリングを散らしてカットした瞬間の質感が伝わるように♪

自己計測 重さ775g 19×11×8.5(なまこ型につき低いところは高さ3.7)
これまたブルディガラに引き続き、「誰もが思い浮かべるシュトレン」を素直に実直に作りました・・!という感じのシュトレンちゃん。ぐっとあがった山型にマジパンがど真ん中なのもキュン♪とします。
外側の砂糖とバターの層が激熱・・じゃなくて激厚です(笑) これはほろほろ崩れて一緒に食べる前提ではないのかな・・気になるところ。と、いうのもサダハルアオキのシュトレンは「外から中から全部口に入った時のバランス」が秀逸だったから、他のシュトレンは砂糖の分厚い層も込みで考えている?気になってきちゃったのかも。
サイズがとても大きくてコスパは最高かもしれません。これも「シュトレンってこれを求めてますよね」という前提で、クリスマスパーティーの一品として真ん中に置いたら盛り上がるかもしれません。
スタンダード、嫌み無し、という言葉が浮かぶ一品です。
「誰もが思い浮かべる」シリーズで、ブルディガラとパンドエッセどちらか1つをチョイスするとしたら、お好みもあるでしょうが、個人的にはブルディガラを選びます。
理由は「スパイスの効かせ方のギリギリ攻め感」に気概を感じるからです。と、いうことはシナモンなどがはっきり効いているのがやや苦手な方は、パンドエッセが良いでしょう。
食べる人によって、何が一番か何をチョイスするかは変わります。
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【パンドエッセ 断面】

なんと美しい山型なのでしょうか。フードスタイリングでテーブルセンターにシュトレンを使うことになったらこちらのを選びます(笑)

【パンドエッセ ラッピング】

今回唯一、箱無しで外から白い外観が見えました。

順位書きません、と言いつつわかっちゃいましたね・・(;^ω^)

ネガティブに書いた部分もありますが、シュトレンへの探求心と愛、作り手への尊敬をちゃんと持ってのことだとご理解頂けたらと思います。
どのシュトレンもラッピングから本体までとても素敵で、受け取る側の私たちも全ての要素を余すことなく味わせて頂きました♪

この会の最中にラッピング外観撮る準備しながら、私が「わたしたちほどシュトレンのポテンシャルを最高に引き出している人たちはいないね」と言ったら、みんな大うけ。
こののちシュトレン食べ比べ会は、「シュトレンのポテンシャルを最高に味わう会」と命名となりました・・(笑)

誰が、どのシーンで食べるのか、作っている方が届けたいと思っている方向や道筋、考えがふと分かった時が最高に嬉しいです。
一緒に食べている友人と、それを分かち合い、理解しあえたり自分では思いつかない視点を得られるのも嬉しいです。

私は自分のブログにはネガティブなことは書かないようにしてきました。
レストランの食べ歩き記事も、実は全部のことを書いていません。再訪しないだろう店のことは書いていないのです。
好きで良かったお店のことだけ書いてきました。
だからたぶん、ほぼ初めて、人様の作った食に対してマイナスのことを記してしまったので、ちょっとドキドキしています・・。
でもこれは本当に、再訪(再度買う)意志と敬意あってのことなので、繰り返しになりますが、ネットの片隅の小さなブログでもありますし、お許し頂ければと思います。

全てのお店と作り手と、楽しい時間を一緒に作り上げてくれた友人たちに敬意を持って、今年のシュトレンレポを終わりたいと思います。

ありがとうございました。
やり切った・・!

ちなみにオチですが・・
参加のみんな自分でもパンを焼く人なので、「自分で作ったシュトレンが一番かも~」と最後に言い合いました(笑)
つまり食の良し悪しとは自分の好みなのです。自分の好みに近いものを自分で作るのだから、自分のが一番になるのは当然ですよね。

【これまでの記録と想い】
★シュトレン会をなぜやっているのか
★今年のレポートその1はこちら
★2020年・・新型コロナで残念ながら中止
★2019年のシュトレン会
★2018年のシュトレン会
★2017年のシュトレン会
★2016年のシュトレン会

 

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