教室作りのヒントを満載した「可愛い自宅教室の作り方」。
はじめて開催していた「グループレッスン」。
いつも、知らない同士で初めまして!スタートなので、どんな展開になるかな‥ドキドキでしたが、全3回。
先日最終回を迎えました。
最終回は、フードコーディネートと写真のworkshop。
でも「写真の撮り方」ではありません。
写真が上手なのに越したことはないです。
構図、露出、ホワイトバランス、F値・・・・
知っていればグっと素敵に見えると思います。
でも技術的に「撮り方」を追いかけて雑誌の1ページのようにカッコいい写真が撮れても、実は教室の運営には役立たないってことも多いのです。
少なくとも私はそう思います。
例えば教室に参加して欲しいのが「初めてパンを焼くママ」だとして・・
なのに、撮ったのが、エルグ〇メの1ページ、かっこよくて美しいグラマラスなパンの写真ではミスマッチ。
気軽に参加して欲しい教室なら、料理やパンの写真も身近でちょっと生活が垣間見れるくらいの方がよかったりします。
もちろん、全然違う正解、自分とかけ離れた相手に憧れるというパターンもあるでしょうが、
私が教室に来て欲し人は、私と目線が一緒の人。
私が好きなものを好きだと言ってくれる人。
だからその気持ちを込めて撮っています。
↓100円ショップのパン型のお皿を使って100円ショップのマットを敷いて。
「パン」がなくても「パン教室」を表現できます♪
撮る時に考えていること。
★パンのある生活を提案している写真なのか
★パンの形状など情報を伝えたいのか(レシピ掲載用の写真なのか)
★教室の雰囲気を伝えたいのか
★私という人間を伝えたいのか
そのあたりを整頓するといいなって思います。
何が撮りたいか、が先で、どう撮るかは後回し。
「どう撮るか」の技術があるに越したことないけど、自宅教室って掃除したりレシピ作ったり試作したり、自分も勉強したり、やることい~~っぱいなので、写真だけに注力して勉強するの大変ではないですか(;^ω^)
だから、何を撮りたいかだけはっきりしておくだけでもいいと思うのです。
自分の限られた時間をどこに注力するかも、教室運営の中で大切なバランス感覚だと思います。
↓参加の方が持ってきてくださった被写体のパン。
もちろんご自分で焼いたパン!可愛すぎのふっくらパン♪
基本的なフードのこともちょいちょい盛り込みつつ・・
たくさん食器出しておいて、素材の話も少し。
「写真」でも「フードコーデ」でも「スタイリング」でもない講座。
教室をやっていくうえで、どういうスタンスで写真やコーデと向き合えばいいか。
そんな話もたくさん。
私は、特に専門性の高い分野を持っていません。
パン教室をやっていますが、パン職人ではないし、料理もしますが、簡単なものだけだし。
フードコーディネーターでもあるのですが、バリバリコーデの仕事しているわけでもなく(まあ、たまに・・)
Webデザインや印刷物のデザインもできますが、そこも超一流でないし、最近現役でないので知識が古くなってきています(;^ω^)
なんでもある程度こなせますが、どれもそんなに深くないのです(;^ω^)
だからこそ、バランスを大事にしています。
どれもかじっているからこそ、深くやるにはどの分野もどのくらい大変で覚悟がいるかもわかっていて。
「教室の運営」「小さな教室に足を運ぶ生徒さんに楽しんでいただく」というのが目的だと、写真やデザインは深すぎなくてもいい部分があるのを自覚しつつ行動しています。
だけど、一つ一つの分野に浅くて適当なつもりもありません。
どこに考えの軸を取るかを大切に動いています。
この可愛い自宅教室の作り方は何か一つが専門的な講座ではなかったと思います。
でも全3回を通して、一貫してお伝えしたいことがありそれが少しでも伝わっていると嬉しいです。
さてさて・・3回目の講座が終わった後、「アウトプット」して頂くという課題を出しております。
ご自分の教室名やキャッチフレーズを考え、写真をセレクト。
カード作りをします♪
デザインのオーダーを受けるのではなく、あくまで期限までにアウトプットしてもらうのが目的です。
頭の中にぼんやりあってもキャッチフレーズやテーマカラーをきっちり考えることってあまりないのでは。
これまでやってきたことを再確認したり、ちょっと視点が変わったり、新しい一歩になったり。
この講座に参加したことが、そういうきっかけだったら嬉しいです。
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可愛い自宅教室の作り方 8月スタートクラス開催します♪
全3回 8月~10月まで月1度です。
ご興味ある方はまずはお問い合わせくださいね。
*これまでお問い合わせくださった方にはご案内済です♪