焼きりんごが憧れの食べ物だったなんて、おかしな話かもしれませんが、「紅玉」で作った焼きりんごがとても憧れでした。
「紅玉」って、近所のスーパーには売っていなくて・・でもたいていのお菓子の本の材料には「りんご・できれば紅玉」ってある。
甘酸っぱくてちいさなリンゴ。
手に入れてお菓子を作ってみたかったな~。
今でこそ、大人になったので自分の思うままの暮らしができて、大きなツリーを飾って家中をクリスマスにすることもできるけど、
わたしが小さいころ、家にはツリーがなく。
子ども優先の家ではなかったので、クリスマスや誕生日があるにはあるけど・・さほど気合の入ったものではなかったです。
子ども優先じゃなかったエピソードを話すと、ドン引きされることもあるので(結構厳しかった)
あまり詳しく話せませんが(笑)
例えば、おうちでもらった素敵なお菓子とかちょっとオシャレな食べ物ものとか。
そういうのはすべて「親のもの」。
お父さんとお母さんが頂いたものなのだから、子どもが真っ先に手を出してはいけないと言われていました。
テレビとかも好きなものは1日1回と決まっていて、さらに見ない曜日を一日作るというルール。やぶると1週間テレビ触ってはいけないとか普通にありました。
漫画はもちろん禁止。
でも本だけはたくさん買ってくれた。
だからか、本に出てくる「ちょっと素敵なもの」「未知の食べ物」に憧れが強くて。
焼きりんごは「小さい魔女」という大好きな物語に出てきた「暖炉で焼きりんごを作る」フレーズに心ときめかせましたものです♪
暖炉でどうやって作るんだろう!?
小さい魔女が映画化されているのに気が付き、見てみましたが、映像と展開が・・違う!こうじゃない~。
子どもの頃想像を膨らませた暖炉ある小さなおうちの方がずっとトキメキ度が高かったです。
あと憧れの食べ物ベスト3に入るのが、ミヒャエルエンデの「モモ」に出てくるチョコレートドリンク!
ヴァローナのチョコが残っているから、これは今度作ってモモ気分に浸ってみようっと。
だんなさんの分はこの後アイスをのせてあげました。
わたしは甘酸っぱい余韻が好きなのでアイス無しで。
砂糖とバターをのせて焼くだけ。
オーブンは、どんな食材でもほおりこんで30分くらい焼けば、美味しくなります。
パンとかお菓子以外にもオーブン料理って本当に重宝。
昨日はとんかつ予定のお肉があったけど、揚げ物が面倒になり・・
下味をつけてパン粉を振りかけてオーブンへ!
簡単でした★
憧れリスト
・モモのチョコレートドリンク
・ナルニア国の物語 ターキッシュ
・大きな森の小さな家 雪の上で作るメープルキャンディ
*ナルニアは、本篇では「プリン」となっていましたが、解説に日本で馴染のないお菓子だったので翻訳を置き換えたとあったので、元のお菓子が気になって仕方なかったです!