今年は、人の出入りが多くなるのを避けて、単発レッスンはとうとう再開しませんでした。
個人レッスン対応可能なライセンスコースは開催していて、3名のこぐまさん(予備軍)が受講。
2こぐまさんが、年内に卒業されました♪
レッスンレポが滞っていたので、今年2こぐまさん目の5回目のレッスン記録を。
5回目は「ココア」をテーマにした回です。
本来2回目なのですが、難易度的に最後の方が良いかな・・・と順番を入れ替えてみました。
スパルタで(笑)2回目にやるか、最終回近くでやるか・・悩ましいところです。
パン生地ってココアを入れると生地は重くなって、せっかく入れたのに濃厚なココア味になるわけじゃないんです。
わたしなりに、そこを解消してココアが入っても重くなりすぎず楽しめるパン生地を目指しています。
栗パンとくまパンと2つ同時にレッスンしますが、2つは違う系統のココア生地。
つくり方の違いは、目指すパン生地が違うから。そこも感じて頂ければ嬉しいです♪
栗パンは動物パンではありませんが、中の手作りなんちゃって栗あんとココア生地のバランスが
かなり名作パンでは・・と自分では思っています。
単発レッスンを休んでいるせいか、今年受講したこぐまさん達が「普段のレッスンもライセンスレッスンと同じで
2種の生地を作って4~5時間かけてレッスンしている」と勘違いしているかも(;^ω^)なので、
ここに記録で書いておきますが、普通の単発レッスンは1種類のパンを作って10時スタートでお昼過ぎには焼き上がり試食して終了。
13:30くらいにレッスン終わりです。
2種類作る時もありますが、1つはあくまでおまけで私がデモでお見せする形だったりします。
ライセンスコースは15:00くらいまでかかります。
普段のレッスンをそんなに長くやっているわけではありません。
単発レッスンは、楽しくパン作りをして、楽しく食べるのが目的。
ライセンスコースは、パン生地のつくり方、はまくま動物パンのつくり方をじっくり学んで、自分が教えられるようになってもらうのが目的なので
時間配分や進め方が全然違うんです。
合間合間の説明時間を長く取れるように、2種の生地作りを時間差をかなりつけてやっています。
焼き上がりのパンの撮影やランチの盛り付けも、説明をかなり長めにしています。
じっくり学んで頂くためには、本当は栗パンとくまパンの生地は違うので、2日間レッスンしたいところですが、
さすがに12回レッスンコースだと長いので、系統の似ているパン生地を1日にまとめてレッスンしている、ということです。
「●●パンを焼いたから結果的に●時になった」ではなく、「どういうレッスンをするか」で時間配分や工程をどうするか考えています。
もっと言うと、単発レッスンは「レッスンの時間内」に収まる内容のパンで構成しています。
どんなに良いパンが試作できても、材料費がかかり過ぎたり時間がかかり過ぎたり、難易度が高すぎたりしたら
レッスンパンに取り入れません。
ずっと個人レッスンだと寂しいので、この日はこぐまさんが交流がてらゲストで来てくれました♪
あまり交流し過ぎが心配な世の中ですが(;^ω^)
2名くらいなら大丈夫かな♪
大きなツリーを飾っていたので、プチギフトをさげておきました。
自分のプレゼントがツリーに飾ってあるなんて夢があるでしょう?
テーブルは「ココア」なのでバレンタインイメージで。
パン作りだけではなく、毎日を少しだけHAPPYにできるようなアイディアや考え方を、レッスン内でお伝えできればと思っています。
紙のケーキも手作りです。
なくてもいいし、あっても無駄になるかもしれないけど・・
必要なものだけで人間生きているわけじゃないし♪
生きていくだけなら、旅行も、友達とランチするのも必要ないけど、心豊かに生きていくためにはやっぱりそういうことって必要。
わたしがテーブルに色々置いたり手作りを飾っているのは、そういうことと根っこは同じ気持ちです。
ゲストこぐまさんがいたのでたくさんクマが並びました♪嬉しい♪
4~5名で単発レッスンして、くまがずら~っと毎日並んでいたのが遠い昔のようだわ。
さて、ここまでブログを読んでくださった方にクマの顔のコツを。
上記の写真ってどのクマもほぼ同じ形に仕上がっています。
型紙を使うのでほぼ同じバランスに仕上がるのです。
でも最後の顔で結構「かわいさ」の差がつきます。
イラストくまちゃん。左と右、どちらのクマが可愛いかしら?
顔の輪郭も耳の大きさも全く同じクマです。
右は目鼻のパーツが顔いっぱいに広がっています。さらに、目がかなり大きいです。
左は「きゅっ」とパーツが集まっておでこが大きく空いているイメージ。
「顔描いてください~」ってチョコペンを私と、90%以上の人は右の「顔いっぱいに目鼻のパーツが広がったくま」になります。
でもでも、思い返してみてください。
人間でも「小顔」って憧れられるじゃないですか。
目鼻は控えめにちょこんと♪ おでこが広~くて赤ちゃんみたいなバランス♪
これがきっと可愛いのコツです。
↓お持ち帰りクマ。右のくまは合格で、左はやや目鼻が広がっていると思います。
上記の左のクマちゃんの目の位置を、画像加工で下にさげて中心に寄せてみました。
どうでしょうか。ぐっとキュートな女の子くま感が増したと思います♪
スクロールして見比べてみてくださいね。
こうしたことは、こぐまさん専用のテキストにも書いてありますが、仕上げで顔を描くことに夢中になったり、
緊張していると忘れがちです。
もちろん、これが「楽しむためのレッスン」ということで考えると、どんなお顔になっても自由にどうぞ、とするかもしれません。
でも、そんなときでも「こうしたらもっと可愛くなるよ」の法則を知っていれば、
こうして違いを説明できたりします♪
レッスンが終わった後に、わたしの作ったクマを撮影しました。
自分の手でどうやって撮影しているかというと・・・一眼レフを三脚にセットしてタイマーで撮っています(笑)
ちなみにこの写真のクマもわずかなバランスでよいクマとちょっと悪いクマの事例になっているのですが、
(悪いくまは成形時にわざとそうしてみました)話が長くなるのでこのあたりでブログは終了!
どこが悪クマなのかクイズにしておくので、我こそは当てられる!というこぐまさんは解答送って下さいね(笑)